不器用は美容師になれない?美容師になるために必要なこと
美容師になるには器用さが必須、と思っていませんか?
美容師はハサミを使ったり、手先を使ったりすることが多い職業ですので、器用さが必要と思われがちです。しかし、実は器用さは必要ないと言われています。むしろ、不器用さは強みになるかもしれません。
今回は、不器用さと美容師の関係をお話ししていきます。
不器用でも美容師になれる?
結論から申し上げますと、不器用でも十分美容師になることができます。
冒頭でも述べた通り、強みになる可能性を秘めているのです。
とはいえ、やはり最初は不器用さが仇になることも多々あります。不器用さを感じて悔しかったり、向いていないと思ったりすることもあるでしょう。
しかし、その悔しさをバネに、努力した結果成長できるのが、不器用な方の強みです。
不器用さは努力次第では十分にカバーすることができます。
不器用な方は、技術の習得に時間はかかるものの、失敗から学ぶことが多く、最終的には器用だと思っていた人よりもうまくなっていることも少なくありません。
その分、努力は必要になりますが、頑張った分は報われます。重要なのは、努力できるかどうかです。
美容師になるためには?
とにもかくにも美容師になるには、まずは美容師としての基礎の力を身につけて、国家試験に合格をする必要があります。
そのためには、美容について学べる美容学校に行きましょう。
例えば、名古屋駅の程近くにある名古屋モード学園では、業界で働くプロから美容師としての技術とノウハウを学ぶことができます。
また、美容師として必要な技術だけでなく、サロンで働く際に必要な、マネジメント力も学べるのが特徴です。
専門学校で基礎知識を学び、まずは国家試験合格を目指しましょう。

美容師になるまでの下積み期間で力を磨く
美容師国家試験に合格して、サロンに就職しても、すぐにお客さんの髪をカットできるわけではありません。
まずはアシスタントとして仕事をこなしながら、練習をしていきます。その中で美容師としての力をつけていきましょう。不器用だと感じる方が力をつけるためには、以下のことを意識して見てください。
シャンプー・カット技術
まずは、マネキンを使ってたくさん練習をしましょう。
最初は失敗しても大丈夫なマネキンを使って、数をこなすことも大切です。ある程度できる様になってきたら、了承は必要ですが、先輩の髪をシャンプーさせてもらったり、カットさせてもらったりして練習することもできます。
シャンプーに関してはマネキンを使うことはできないので、最初から先輩にお願いをしてみましょう。
トーク力
中には、会話が苦手、という手先だけでなく会話に不器用さを感じる場合もありますよね。
会話が苦手な方は、休みの日などに社会人サークルやコミュニティーに参加してみるのがオススメです。自分が好きなものや楽しめるものなら、苦手意識も和らぎます。
会話も繰り返さないとうまく話せる様にはなれません。美容師としては必須のスキルですから、頑張って続けましょう。
ヘアセット技術
ヘアセット技術も身に着つけていきましょう。
髪の毛をアレンジしたり、アレンジしたりする技術を磨いておくことは、お客様の髪型や雰囲気に合わせて、様々なスタイルを提案できる力になります。また、創造性やセンスを表現できる力にもえられるでしょう。
最後の仕上がりが良かったり、納得のいくヘアセットを手に入れたりすることはお客様にとって大きな満足につながります。デビュー前にヘアセットをさせてもらえるチャンスを増やすためにも、日々の練習を頑張りましょう。
集客力
SNSなど集客力を磨いておくことも大切です。アシスタントのうちから集客しておくことで、カラー・カットモデルの募集ができたり、デビュー後の顧客獲得につながったりするからです。
集客力を身につけるには、継続的なSNSの更新やお客様から把握される姿勢が大切です。
トレンドキャッチ力
美容師になるには、最新のヘアスタイルや技術を常に抑えておく必要があります。そのためには、下積み期間で多くのお客様の髪を扱い、様々なニーズや要望に応える経験が大事です。力を磨くことで、美容師としての覚悟や実力を高めることにもつながるでしょう。また、トレンドキャッチ力は、自分のオリジナリティやセンスを発揮するためにも重要です。自分だけのスタイルを守ることで、お客様に満足してもらうだけでなく、他の美容師からも尊敬されるようになります。
カラー技術
デビュー前には、先輩のカラー施術をアシスタントすることが多々あります。色ムラや染まり切らないなどのトラブルを防ぐためにも、しっかりと練習しておくと良いでしょう。
また、カラー技術を身につけておくことで、お客様に最適なカラーを提案できるようになったり、カラーをイメージのままに実現できるようになったりします。
努力と継続で力をつける!
不器用さを直すことは難しいかもしれません。
しかし、努力をした結果得た技術は、自信の源になります。
不器用さは培った技術でカバーできますから、諦めずに努力を続けてくださいね。