芸術系大学の入試は早めに準備を始めよう

大学受験は自分の一生を左右する大きなライフイベントのひとつです。無事第一志望の大学に入れるか、入れなかったとしても第二志望、あるいは第三志望の学校で何を学び、身につけていくかによって今後の人生が大きく変わります。

今や高校卒業者の半数が大学に進学しています。大卒者は珍しいものではなく、大学院まで進む人も増えています。今後のことを考えると、大学を卒業したということよりも、大学で何を学んだか?ということが重視されることは言うまでもありません。

大学に進学する人の中には「周りの人が進学しているから」「就職で大卒が有利だから」といった理由から進学する人もいます。しかし、比較的高い目的意識をもって進学する人が多い学部学科があります。それは芸術系の分野です。

芸術を志す人は「芸術が好きである」という強い意識が根底にあります。そのため、「芸術を極めたい」という探求心が強く、進学後も実りの多い毎日を送る傾向があります。充実した学生生活を送るためには、まず大学に合格する必要があります。

第一志望の大学に合格したいのであれば、事前の準備が重要です。芸術系の大学へ進学したいのであればなおさら準備が合格に大きく影響を及ぼします。その理由のひとつに、実技試験があることが挙げられます。

実技試験では学力では測れない、入学時点での実力を測ります。たとえば、美術に関するものであったらスケッチやデッサンを提出し、造形分野であれば指示されたものを作ります。俳優や声楽家志望のコースであれば、演技や歌声を披露します。これら実技試験はセンスを問われるものと思われがちですが、実際は、求められた課題を忠実にこなし、そのうえで自身の解釈やセンスを付け加えることを求められています。

つまり、基本ができていなければアレンジをしても無意味ということです。ではその基本はどうしたら学べるのでしょうか?

基本を学ぶためには専門の受験講座を開いている予備校の門を叩きましょう。

実は、芸術系大学の入試対策をしている予備校は日本全国にあります。たとえば、日芸の愛称で知られる日本大学芸術学科の受験対策は、予備校大手の早稲田ゼミナールが有名です。

早稲田ゼミナールの日芸受験対策講座では、AO入試と一般入試の対策ができます。一般入試対策コースでは学力試験の対策も行っており、学力と実技ともにハイクラスの成績を要求される日芸の受験にマッチした対策を行っています。

特に魅力的な学力試験対策は、年に5回「日芸学力プレテスト」を行うことでしょう。8月から5回行われ、夏以降の勉強方針の指針となります。内容は英語と国語に関するもので、今までの出題傾向に沿った模擬試験ですから非常に効果的な対策です。

学力試験のほかには実技試験、面接、小論文対策があります。小論文対策と面接対策は独学での対策が難しい分野であるため、プロの手を借りられるに越したことはないでしょう。

さて、ではこれらの対策はいつから始めるべきかご存じですか?答えはシンプルで、できるだけ早いうちから行うことです。何事もこつこつ、時間をかけて行うことで一定以上の成長が見込めます。

今回ご紹介した早稲田ゼミナールの日芸受験対策講座は、高校2年生から受講可能です。準備期間を長くとり、充実した対策を受け、無事第一志望の学校に合格できるよう努力しましょう。